「カエル合戦（その８）」カエル合戦〜「再冬眠」へ　の続きです。　

カエル合戦（その９）　カエル合戦〜産卵後の光景

	「カエル合戦」を見た翌日、昼間の公園を訪れました。 （東京・大田区・平和の森公園） まだ春は遠く、人は誰もいません。 夜に行動するヒキガエルたちの姿もまったく見られません。
	あの「カエル合戦」を展開した池の隅っこも、静まりかえったままです。

	陽の光を浴びた水面のきらめきを避けて、そっと池をのぞき込んでみます。 池の浅場にカエルの卵が産み付けられているのが見えます。 しかも、なんとぎっしり一面に広がっています。 これが壮絶な「カエル合戦」の跡なのです。
	ていねいに見ていくと、すでにカエルの卵が成長して、黒い粒々になり、オタマジャクシになる準備をしているものも見つかりました。 メスはその肛門から卵を産みます。 最初はソバのようにとても細長いのですが、そのうちに池の水を吸って、太いゼラチン状になるのです。 オタマジャクシが生まれてくるのが楽しみです。

毎日、夜出かけましたから、昼間見た公園は新鮮でした。
そして、オタマジャクシを見たとき、ほっとすると同時にとてもいとおしくなりました。

近々「カエルの繁殖できる環境」を事例を挙げて、ページを作ります。
また次の機会に、「オタマジャクシ〜カエルに成長〜冬眠へ」をレポートしようと思います。
ただいま取材中です。時々アクセスして楽しみにお待ちください。

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