青い夢「都会の自然」シリーズ

忘れられた都会の空、都会の星・・・
それでも時折、星々が空をまたたき、私たちにささやきかかけてくることがあります。

１．夕暮れの惑星たち、そしてイリジウム

	ここは東京・大田区 はるかかなたの富士山に雲がかかり、私たちに一番近い恒星・太陽が沈もうとしています。 多摩川の流れに夕陽が照りかえり、 川崎ののっぽビルが都会の哀愁を漂わせています。
	（左画像の惑星名） 　　　　　　 太陽が山の向こうに隠れた薄明の中、一番星が姿をあらわします。 今日は「惑星直列」の日です。 淡い水星・明るい木星・きらめく金星がまっすぐに並び、画面のさらに上、天頂近くには「土星」も明るく輝いていました。 携帯電話用衛星イリジウムも、美しく浮かんでいるのが見えます。 夕陽が多摩川を染め、ビルの光が輝きを増す頃、富士山のはるか頭上で、惑星たちがなにやらヒソヒソ会合をしていました。 　　　　　　　　　　（1999/3/1）撮影

みなさんも空を見上げてみませんか。
都会でも見られる身近な星を追いつづけます。
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